浮気調査の費用の決まり方

探偵に依頼する浮気調査の費用は、大まかな相場はありますが、実際のところは、調査をしてみないとわからない部分があります。ここでは、浮気調査の費用の決まり方について解説していきます。

浮気調査の範囲による違い

浮気調査といっても、浮気相手がいるのかどうか?というだけのものと、浮気相手がどこに住んでいるどんな人であるのか?というものでは、調査する範囲が大きく変わります。浮気相手の住居や職場、家族構成や周囲の評判なども調べる可能性があるためです。

料金システムによる違い

基本的には浮気調査を依頼する探偵事務所ごとに、調査料金のシステムが異なります。例えば同じ「時間料金型」を採用していたとしても、配置する探偵の人数や、調査日数によって、料金が変動します。他にも経費を後から請求されるのか、あらかじめ経費が含まれているなどで違いがあります。

成功報酬型の場合なら、調査が成功した時点での費用請求なのか、着手金として諸経費を事前に請求されるのかによって変わります。

調査期間による違い

浮気調査が1日で完了するのと、1週間で成果が出るのとでは、調査料金に違いが生じます。特に「時間料金型」の場合に如実に現れます。調査機関を短縮させるためには、事前にパートナーや浮気相手などの、対象者に関する情報をできるだけ提供することが、重要なポイントとなります。

諸経費による違い

探偵事務所ごとに、請求される経費も異なります。交通費や宿泊費などでは違いが生じることは少ないと思われますが、報告書の作成や機材費などを別に請求するのか、あらかじめ組み込まれているのかによって、変わることがあります。

浮気調査の料金システム

浮気調査の費用は、探偵事務所が採用している料金システムによって違いがあります。ここでは、主な料金システムの「時間料金型」と「パック料金型」と「成功報酬型」について解説します。

時間料金型

探偵の稼働時間に応じて料金が決定されるシステムです。例えば、5時間の稼動につき4万円だった場合、4万円×探偵の人数×日数で計算されます。時間が超過した際には、(4万円+超過料金)×探偵の人数×日数となります。

仮に7日間の調査期間で、1日につき3人の探偵が稼働した場合、4万円×3(人)×7(日)=84万円が調査費用として請求されます。ただし、別途経費の請求をされるケースもあるため、調査前の打ち合わせにて明確にしておくことが大切です。

パック料金型

探偵の稼働日数や時間、調査に関する経費などをひとまとめにして請求する料金システムです。こちらも事前の打ち合わせで追加費用の有無などを聞いておきましょう。

成功報酬型

調査結果が出ることで、報酬が決定される料金システムです。完全成功報酬型として、結果が出ない際には調査の諸経費を請求しないパターンと、あらかじめ着手金として諸経費を確保するパターンがあります。

着手金として支払われた金額は、調査結果にかかわらず返金されることはありません。何をもって「成功」とするのかを事前に聞いておき、書面に残しておいた方が後々のトラブルを回避することにつながります。

調査に関する経費

探偵の浮気調査に関する経費には、公共交通機関の交通費やガソリン代、高速道路料金や宿泊費、報告書作成費用や機材費などがあります。

浮気の証拠となるものとならないもの

探偵の浮気調査は、浮気の証拠をつかむために行われます。とはいえ、浮気の証拠なら何でも良いというものではありません。ここでは、浮気の証拠となるものとならないものを紹介していきます。

ラブホテルに40分以上の滞在

探偵に依頼した際に、浮気の証拠として提示されるものには、まず「ラブホテルなどで浮気相手と40分以上の滞在」があります。

個人差はあるかもしれませんが、40分というのは、シャワーを浴びてからセックスを終えるまでの大まかな時間の目安となっているためです。それより長い時間なら問題ありませんが、短すぎると証拠として弱くなります。

同じ相手と3回以上の肉体関係があること

浮気相手やパートナーへの慰謝料の請求の証拠として必要とされるのは、「不貞行為」が証明されることです。そのため、同じ相手と3回以上の肉体関係があることを証明するための画像や映像のデータも重要な証拠となります。

浮気相手の自宅に5回以上の訪問と長時間の滞在

ホテルではなく、浮気相手の自宅が密会場所となっている場合、5回以上の訪問および、長時間の滞在が不貞行為の証拠として認められます。滞在時間の目安は1時間以上となっています。

浮気の証拠にならないもの

一方で、浮気の証拠にならないものには、メールやSNSやチャットでのやり取りがわかるスクリーンショット画像や、浮気相手とのツーショット画像、ラブホテルの会員証や領収書、風俗店の会員証や割引クーポンなどがあります。

これらの証拠から、パートナーに問い詰めることは可能ですが、慰謝料の請求や離婚訴訟では、「不貞行為」の証拠としては認められないため、注意が必要です。

浮気調査に必要な情報とは?

探偵に浮気調査を依頼する際、事前にパートナーや不倫相手などの情報が多ければ多いほど、調査期間が短縮され、早期解決につながります。ここでは、浮気調査に必要な情報について解説していきます。

対象者の特徴に関する情報

対象者の名前と年齢と性別、身長や体型、髪型や服装、バッグなどの持ち物やアクセサリーなどの装飾品、眼鏡や帽子などがあります。顔写真や全身写真があると、より特徴をつかみやすくなります。

対象者の行動範囲に関する情報

対象者の自宅、家族構成、最寄り駅やバス停、勤務先や勤務時間、学校や始業から終業の時間、自家用車やバイクや自転車の車種、行きつけのお店や習い事先、SNSのアカウント、趣味の集まりの場所、浮気相手との密会が予想される曜日や時間帯などがあります。

情報漏えいに注意する

探偵に浮気調査を依頼した後には、情報漏えいに注意する必要があります。例えば夫や妻の浮気調査であれば、別居していない限りは一緒に生活をしていることが大半です。いくら「なんか怪しい…」と思われるような言動があったとしても、それだけで浮気の証拠とするには難しいためです。

ましてや浮気調査をしていることが、対象者に発覚してしまった場合には、その後の関係修復も困難になることが予想されます。できるだけ普段通りに接することが重要なポイントとなります。

他にも、探偵から浮気調査による有力な情報が、その都度入ってくることになりますが、探偵事務所との契約書や報告書、探偵とのやり取りが記されたメールの送受信履歴や電話の発信履歴や着信履歴は、浮気調査が完了するまで秘密にすることが、希望する形での解決につながります。

探偵が可能な浮気調査の方法

探偵は、探偵業法に基づいた浮気調査をすることが義務付けられています。そのため、探偵が可能な浮気調査の方法は、「尾行」や「張り込み」、そして「聞き込み」が主なものとなります。

調査方法①尾行

ドラマや映画などで刑事が容疑者を尾行するシーンが挟まれることがあることから、尾行に対する大まかなイメージがそれぞれあるものと思われます。

探偵の尾行の場合、浮気調査であればパートナーや浮気相手などの対象者を見失わないように、必ず複数で実施します。最低でも2人、人の多いエリアの尾行であれば、3人から4人を配置することもあります。

素人の尾行との決定的な違いは、忍者のごとく気配を消して、風景の一部となりながらも、対象者の動きを追いかけて、決定的な証拠をつかむことができる点です。

調査方法②張り込み

こちらも刑事ドラマなどで、張り込みと言えば「あんぱんと牛乳がセット」というイメージがあるかもしれません。

探偵の浮気調査の際には、浮気相手の居住している建物や、対象者と浮気相手が入ったラブホテルなどの近くで、浮気の証拠となる画像や映像を撮影することを目的として、ひたすら待ち続けます。

尾行と同様、張り込みも2人以上で実施することで、対象者を見失うリスクを最小限にしています。

調査方法③聞き込み

対象者の周囲の人への聞き込みも、浮気調査の方法のひとつです。とはいえ、対象者に浮気調査をしていることを気づかれてしまう可能性があることから、浮気調査では採用されないケースもあります。